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2009年04月15日

成人期における精神保健

 成人期に生じやすい精神的疾患や症状は次のとおりです。

燃えつき症候群(バーンアウト・シンドローム)
 情熱をもって仕事をしますが、結果を得られず、仕事意欲をすっかりなくしてしまう状態をいいます。

空の巣症候群(エンプティネスト・シンドローム)
 「巣立ち症候群」ともいいます。子どもが自立して親のもとから離れたときに、親としての役割をなくし、虚無感や生きがいの無さを感じる状態をいいます。

テクノストレス
 テクノストレスはパソコンなどを操作することが大きなストレスとなり、心身症と同じような症状を引きおこす「テクノ不安症」と、パソコンなどの機械を利用しないと不安になり、対人関係がうまく結べない「テクノ依存症」の二つに大きく分けることができます。


posted by 介護バスター at 00:15| Comment(15) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月14日

思春期における精神保健

 思春期に生じやすい精神的疾患や症状は次のとおりです。

モラトリアム人間
 社会的責任や義務から猶予される期間にとどまろうとする人のことです。

対人恐怖症
 理屈では恐れる必要がないとわかっているのに、他人に対して恐怖を感じてしまう恐怖症の一つです。

思春期やせ症
 神経性食欲不振症ともいわれます。女性に多く、やせることを強く意識し、食べる量を極度に減らします(神経性無食欲症)。ときには生命にかかわるような危険な状態になります。無月経、低体温、基礎代謝の低下などもみられます。

スチューデント・アパシー
 男子生徒に多くみられる症状です。目標を見失い、無気力な状態のことをいいます。

登校拒否
 怠学とは異なり、精神的理的な原因で登校できなかったり、しなかったりすることを指します。

境界性人格障害
 ボーダーラインともいわれます。人格障害の一種で、対人関係がうまく結べなかったり、衝動的であったり、怒りのコントロールができなかったり、自殺企図があったりします。

薬物依存
 快感を得るため、また禁断による不快感を避けるためにある薬物を習慣的に常用し、その使用を容易にやめられない状態をいいます。思春期では、覚せい剤や麻薬よりもシンナー等の有機溶剤の使用が多いのが特徴です。薬物依存には精神依存身体依存とがあり、禁断症状が出てくるのは身体症状です。

自殺
 なんらかの問題を抱え、自ら命を絶つことをいいます。女性ではリストカットする人が増えています。また、最近の傾向としてはインターネットで知り合った者同士の集団自殺も増えています。
posted by 介護バスター at 10:01| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月11日

乳幼児期・児童期における精神保健

 乳幼児・児童期に生じやすい精神的疾患や症状は次のとおりです。

遺尿症
 膀胱のコントロールが確立される4歳以上になっても無意識に放尿してしまう症状のことです。遺尿症には、「昼間遺尿症」と「夜尿症」とがあります。

吃音
 会話に流ちょうさがなく、語頭や音節を頻繁につっかえたり、繰り返したり、長く伸ばしたりする症状のことです。

チック
 顔をしかめたり、喉を鳴らしてり、顔を振ったりする「運動チック」と、咳払いをしたり、喉をならしたりする「音声チック」とがあります。本人の意思とは関係なく、突然または急速に繰り返しおこる運動です。

自閉症
 生後3年以内に発症します。言語発達の遅れや歪み(オウム返し)、常同的・反復的な異常行動がみられます。周囲に対して無関心で人とのコミュニケーションが困難です。しかし、興味をもった事柄に対しては固執・集中します。

PSTD
 外傷後ストレス障害の意味で、交通事故や自然災害、身体的・性的虐待などの後に受ける心理的外傷のことをいいます。潜在意識では忘れようとするのですが、数週間から数ヶ月の潜伏期間を経て、なんらかのきっかけで発症します。症状としては、感情の鈍麻・不眠・不安・仰うつ・フラッシュバックなどがあります。

注意欠陥多動性障害(ADHD)
 代表的な症状としては、集中力に欠け、落ちつきがなく走り回ったり、興奮しやすかったり、衝動的だったりします。そのため、注意欠陥多動性障害の児童は学習障害(LD)になりやすく、教育の現場でも注目されています。経過としては次の三つがあげられます。
@青年期までに症状が消えてしまう場合
A成人期ぐらいまで症状が続く場合
B多動的ではなくなるが、注意力がなかったり、衝動的であったりして、成人期ぐらいまで症状が残る場合

異食症
 しっくい・炭・粘土など栄養物以外の物に食欲を感じ、少なくとも1ヶ月間持続して食べてしまう症状のことです。

分離不安障害
 親や住み慣れた環境など愛着のあるものから分離されることによって強い不安を感じ、抵抗や拒否を示します。ときには、頭痛・腹痛・吐き気または嘔吐などの身体的症状をともなうこともあります。

posted by 介護バスター at 03:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月03日

現代社会における精神保健の役割

 現代社会では、核家族化がすすみ、都市化とともに家族・親族・隣人等とのつながりが薄くなりました。そのため、人々がこころを通い合わせることが難しい社会になってきたといえます。また、社会変動も急速にすすんだため、人々の不安はつのる一方で、ストレスのたまりやすい社会になってきました。その結果、多くの人がこころのバランスを崩しやすくなり、「少年犯罪」「うつ病」「自殺」「ストーカー」「ドメスティック・バイオレンス(DV)」などさまざまな社会問題が増加してきました。
 かって、精神障害者は社会から隔離される生活を余儀なくされていました。しかし、現在では、いかにして偏見や差別をなくし、精神障害者が生活しやすい社会にしていくかが課題となっています。また、健常者に対しても精神的健康の保持・向上をめざすことが課題となっています。これら二つの課題を解決するためには家族・学校・職場・地域社会等の精神保健を充実したものにしていかなければなりません。

posted by 介護バスター at 12:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月27日

精神保健の意義と歴史

 「精神保健」という言葉が用いられるようになる前には「精神衛生」という言葉が使われていましたが、二つの違いは次のとおりです。
 精神衛生とは、精神障害の予防と治療をおもな目的とし、発生予防、早期発見と早期治療、再発予防、リハビリテーションを指します。
 精神保健とは、精神衛生の諸目的に、より積極的な一般健常者の精神的健康の保持・向上を加えたもので、精神衛生より広い意味を指します。

posted by 介護バスター at 15:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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