■要介護・要支援度により細かい報酬体系となった
地域密着型予防の1つであるこのサービスは、脳血管疾病アルツハイマー型認知症で認知機能が低下し、日常生活を送ることが困難な要支援者、要介護者に入浴、食事等のサービスを行います。サービスの提供を行う事業所の指定は市町村となっています。
これまでの通所介護の単独型、併設型に加え、認知症高齢者グループホーム、地域密着型のサテライト特別養護老人ホームの共用スペースなどを活用して、数名の利用者を受け入れるサービス形態の報酬を設定しました。
要支援1と要支援2の高齢者が介護予防認知症対応型通所介護を、要介護1〜5の高齢者が認知症対応型通所介護のサービスを受けることができます。報酬体系は3つに区分され、要支援1・2、要介護度別1〜5、経過別要介護に応じて、費用が算定されています。
■単独型と併設型の定員が拡大
介護予防認知症対応型通所介護費はT(単独型と併設型)とU(共用型)に分かれ、介護度の高い利用者が長い時間利用するばするほど、単位数が高く設定されています。また、介護予防認知症対応型通所介護費Tの「単独型」「併設型」については、定員が10〜12名に拡大されました。
介護予防認知症対応型通所介護・認知症対応型通所介護は、少しでも介護者の負担軽減を目的に作られています。また、家庭内での認知症高齢者により、介護者の心身における負担は大きな問題となっています。地域社会の中で少しでも見ていくことができるシステムが必要となります。
■介護予防認知症対応型通所介護・認知症対応型通所介護の報酬体系
●報酬体系
| (介護予防) 認知症対応型 通所介護費(T) | (介護予防) 認知症対応型 通所介護費(U) 【共用型】 | |||
| 所要時間 | 要支援・ 要介護度 | (介護予防) 認知症対応型 通所介護費() 【単独型】 | (介護予防) 認知症対応型 通所介護費() 【併設型】 | |
| 3時間以上 4時間未満 | 要支援1 | 460単位 | 419単位 | 218単位 |
| 要支援2 | 509単位 | 462単位 | 230単位 | |
| 経過的 要介護 | 493単位 | 448単位 | 226単位 | |
| 要介護1 | 526単位 | 477単位 | 235単位 | |
| 要介護2 | 578単位 | 523単位 | 243単位 | |
| 要介護3 | 630単位 | 570単位 | 252単位 | |
| 要介護4 | 682単位 | 617単位 | 260単位 | |
| 要介護5 | 735単位 | 663単位 | 269単位 | |
| 4時間以上 6時間未満 | 要支援1 | 621単位 | 561単位 | 311単位 |
| 要支援2 | 691単位 | 624単位 | 329単位 | |
| 経過的 要介護 | 668単位 | 603単位 | 323単位 | |
| 要介護1 | 715単位 | 645単位 | 335単位 | |
| 要介護2 | 789単位 | 711単位 | 348単位 | |
| 要介護3 | 864単位 | 778単位 | 360単位 | |
| 要介護4 | 938単位 | 844単位 | 372単位 | |
| 要介護5 | 1,013単位 | 911単位 | 384単位 | |
| 6時間以上 8時間未満 | 要支援1 | 835単位 | 751単位 | 435単位 |
| 要支援2 | 934単位 | 839単位 | 460単位 | |
| 経過的 要介護 | 901単位 | 810単位 | 452単位 | |
| 要介護1 | 967単位 | 869単位 | 469単位 | |
| 要介護2 | 1,071単位 | 962単位 | 486単位 | |
| 要介護3 | 1,175単位 | 1,055単位 | 503単位 | |
| 要介護4 | 1,280単位 | 1,148単位 | 520単位 | |
| 要介護5 | 1,384単位 | 1,241単位 | 537単位 | |
●認知症対応型通所介護費を算定できないサービス
| 居宅サービス ・短期入所生活介護・短期入所療養介護 |
| 地域密着型サービス ・特定施設入居者生活介護・小規模多機能型居宅介護・認知症対応型共同生活介護・地域密着型特定施設入居者生活介護・地域密着型老人福祉施設入所者生活介護 ※介護予防認知症対応型通所介護についても、上記と同様のサービスについて、算定するこはできない。 |
「東京都福祉保健局:新しい介護報酬」を改変



